水曜日の事前検査結果での『ＯＫ』を受けて
レーシックに臨んできました。
場所はもちろん、有楽町にある『品川近視クリニック』。
当日は、目の手術をするわけなので
頭髪に整髪料はもちろん、香水なども不可です。
女性は化粧も。
１４Ｆにて受付。
待合室で待機後、名前を呼ばれたので行く。
まず、当日の目の調子を知るためにかるく検査をしました。
のぞいで、ヴィーー〜〜〜ン カシャ で、視力をはかるおなじみの機械。
次に、視力検査。
「Ｃ」のやつ。
「では、順番に答えてください」
カシャ
「右」
カシャ
「下・・・」
カシャ
「左・・・・・・」
うーん、見えづらくなってきた。
「右」カシャ
「うーん、ひｄ」カシャ
「カシャ」
「カシャっ！」
カシャっっ！！！！
はやっ！！
ペースがっ！！！
有無も言わさず次から次へっ。
で、そんなＳっ気じみた視力検査も終わり、また待機。
次は会計。
会計後、小待ち合い場で待機し、他の患者合わせて８人ほど集合。
術後の就寝時に使用する目の保護ケースを渡されました。
保護ケース。右の茶色いテープで目周りにバシッと貼ります。かなりシュールな絵になること間違いない。
あと、風よけや紫外線対策として１週間ほど使用するメガネ。
看護士：「透明のと茶色いのがありますが、どちらがよろしいですか？」
看護士：「まず、茶色は？」
全員挙手。
そりゃ〜ねえ・・・。
そっちのがオシャレだし（というか マシ。透明のがダサい）。
しかしこれ、目をきづかって室内でも付けたりする場合
透明タイプの方が視界が茶色く変わらないので良かったかも・・・。
これが茶色タイプ。
そして、８人は１３Ｆに移動。
手術階だ。
ここでも待機。
順番に呼ばれ、暗い待合場へ。
目の前には目に光をあててなんかを見る機械と医師。
しばらく待ち、呼ばれた。
どーやら、細かく医師の目で 患者の目の調子をチェックするための機械っぽい。
チェックの結果、大丈夫らしいので、いざレーシックへ！！
ドキドキとワクワク。
別の待合室で、髪と耳を覆うキャップを渡される。
かぶる。
待つ。
呼ばれる。
色んな目薬をさされる。
そして、手術。
まず、『フラップ』を作る部屋「イントラ室」に通されました。
フラップとは、簡単に言うと
目の膜をレーザーでべろんとして作る「フタ」の事。
このフタを次の部屋で医師が剥がして、レーザーで屈折調節をして、フタを戻して完了。
さて、フラップ作り。
微妙な頭の位置を合わせる。
なんか背が曲がった状態でＯＫって言われたけど・・・まあいい。
そして、医師がきました。
よろしくお願いします と共に 大型のレーザー器具を右目へ。
麻酔を点眼しているので、痛みは感じないはず。
「ガゴッ」
あ、痛いっ。
目の中が痛いんじゃなくて、
目をかっぴらくために付けた器具と、大型のレーザー器具を目に押し付けた圧力が痛い。
眼圧検査で「目にぐいっと指をつっこまれた時」みたいな鈍痛。
耐えられないほどではないが、やな痛みだ。
とか思っていたら、看護士が「１５秒です」 とかって秒数を言っていた。
中心を向くために見ていた、目の先にある光が見えなくなった。
フタができたのか？
「あと５秒です」
秒数を言ってくれるので親切だ。
終わった。
続いて、左目も同じようにやる。
ガゴッ
痛っ。
なんか、微かにだけど
目にレーザーが当たってフタを作っているのがわかる気がしました。
片目数十秒という早業。
そして、フラップ作成終了。
視界にモヤがかかったような白い世界。
次のエキシマレーザー室へ。
歩いて移動。
１０数メートルですが、歩いて行くのか・・・。
レーザー室の前で、順番待ち。
部屋の前の椅子で、目を閉じて待機。
室内からは ヴィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンという音が聴こえてきた。
そして、「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！」という断末魔の悲鳴。
いや、悲鳴は無かったけど。
どんなもんなんだろう。
ちょっとわくわくだ。
目を閉じてしばらく待っていると、順番がきました。
部屋へ入る。
ベッドに横になり、位置あわせ。
痛み止めの点眼をした。
そして、器具が目の前に。
担当医に
「まつげを止めるためのテープをします」
と言われ、
「上を向いてください」
ペタ
「下を向いてください」
ペタ
まつげをテーピング。
そして、でかい器具が眼前に迫り
手術開始っ。
まずはフラップはがし（多分）。
医師が、ピンセットみたいなものでフラップをはがす（多分）
※なんで多分かと言うと、近距離すぎてよく見えないから。
ちなみにこの時も痛みは一切なし。
あんな点眼だけで痛みが消え去るなんて不思議だなあ〜。
フラップを剥がしたあと、流水（？）で洗浄。
耳に布を当てて、水を受け止める。耳が濡れない仕様。
そして、
「緑の光を見ていてください」と言われる。
見てた。
ヴィィイイイイイイイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ
なんか凄い音と共に、肉が焼けるようなニオイがっ。
これが屈折調整なのかっ。
別にこのニオイは平気だが、
ダメな人は口で息をすると解決。
そして終わったらしく、またもや洗浄。
今度は念入りに洗浄するらしく、水（？）の量もハンパない。
そのためなのか、タオルも導入せずに水は流れっぱ。
あの・・・耳とか濡れてんですけど・・・。
どうせ濡れるんだったら、さっきも別にタオルいらないじゃん。
あと、消毒をして、フラップを元に戻して、片目完了。
医師：「まつげを止めていたテープをゆっくり剥がしますね〜」
ビリッ！
痛いっ！
ゆっくりじゃないっ。
なにこれ？ なにか悪いことした？ 罰ゲーム？
レーシックの治療を通して、一番痛いのはココでした。まつげのテープ剥がし。
左も同じように、まつげ止め、器具おろし、
フラップとって洗浄してレーザーで焼いて洗浄して消毒してフラップ戻して
ゆっくり剥がすと言いつつも
ベリッ！！！
痛いっ！
すごく痛いっ！
まつげや眉毛をかなり持ってかれたんじゃないのかっ？
なんだよこれ〜、最後にこんな試練があるなんて・・・。
なにはともあれ、レーシック終了ですっ☆
お、おお・・・・・
見える、見えるぞおおおおおおおおおっ。
でも、フラップのせいで
しばらくは白いモヤがかかったような状態になるらしい。
数時間後には無くなるっぽい。
さて、休憩のため
暗室のようなリクライニングシートがたくさん並んでいる部屋に案内されました。
みんな休んでいる。
１５分ぐらい、目を閉じて休憩してください と言われました。
でも、熟睡してはいけないらしい。
手術後は目の乾燥がすさまじいので
寝ちゃうと目が乾燥してフラップにシワがよっちゃうらしい。
休む。
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・ｚ
「コチラへお願いします〜」
呼ばれマシタ。
椅子が一列に置いてある部屋へ。
ここで、術後の簡単な目のチェックと
薬の説明を受けました。
目薬がたくさん入ってた。
どうやら、相当 目が乾くらしい。
左から、「炎症止め」 「抗菌薬」 「水分保持液」 「痛み止め」
そのほか、飲み薬ももらいました。
そして、明日の検診を忘れないようにしてくださいと言われ、解散っ。
けっこうあっさりしてるなあ〜。
説明で何度か
「術後、麻酔が切れたら痛みが出てくる人がいます。個人差がありますが」
って聞いていました。
ふ〜ん、大変だなぁ。 まあ大丈夫でしょ。 目、強いし。
って思って聞き流していました。
痛ぇええええっ！！
あー、痛いっ。
痛いというか、「しみる」感じ。
コンタクトを付けるのをミスったり、
タバコ臭い部屋に長時間いたり、
徹夜で目がシパシパした時、
あんなようなしみる痛みがする。
しかももっと強い。
じょじょ〜に痛くなってきました。
涙も止まらない。
目が猿の尻のように真っ赤。
いや、それは不適切だ。
ルビーの輝きのように真っ赤。
しかしこれ、説明だと術後１〜２時間がピークらしく
しばらくすると治まってくるらしい。
じゃあ、痛み止めを使わないでおくか・・・我慢しよう。
そしてカレー屋に行こう。
昨日と同じ「３丁目のカレー屋さん」へ。
今日はチーズ焼きビーフカレーがありました。
レーシック直後にカレー屋に行く奴なんて、そうそう居るまい。
だが！
目が痛いため、ほとんど目をつぶった状態で食べていました。
しかも涙を流しながら。
ア、アンタの料理が美味しくって泣いてるワケじゃないんだからねっ！
とかってツンデレ風に言ってみても仕方ないっ。
ぐわー、痛いっ。
会計の時もほとんど目をあけていない。
なにこの客？
心眼？
味を心で見ちゃう人？
って思われたかもしれない。
どーでもいいけど。
もー、
逃げるように帰路につく。
そして、
「術後当日は１時間ごとに点眼してください」
と言われている目薬をさす時間がやってきた。
まずは一番左の茶色いケースの『ＤＥＸ0.1％点眼液』
炎症抑制の効果が期待できる。
ポト。
痛ええええええええええええっ！！
なにこれっ
痛いっす。
いまの痛い状態だと、なにやっても痛いのかもっ。
銀座一丁目をあとにし、有楽町線で市ヶ谷へ。
当然、電車内は目をつぶりっぱ。
その状態でも目がしみて痛い。たまらん。
「あの男、サングラスの奥では泣いておる。」
市ヶ谷到着。
風の少ない場所で、紅色が印象的な
２つ目の点眼液『ベガモックス点眼液0.5％』をゴー！
ポト。
痛えええええええええええええええええええええっ！！！！！
さっきのＤＥＸよりも全然痛いっ。
なにこの黄色いドロッとした液体わっ。
普通の状態でさしても痛いんじゃないのか、これっ？
ベガモックスめえええええ。
名前がオモシロすぎんだよっ！
ホーム移動がきつい。
目が一瞬しかあけられない。
「そんなわけないだろ。我慢して目をかっ開いてみろ」
と自分に言い聞かせて目を見開こうとしてみましたが、無理。
まぶたが重い・・・。
気合じゃどーにもできないもんなんだなあ・・・痛みって。
もー、痛み止めを使っちゃおうかなあ・・・・。
でも、１〜２時間で治まるって言ってたしなあ・・・・。
そんなつらい状態で、なんとか家に帰ってきました。
すっごい安心できた。
しかし、まだまだ痛い。
ちなみに、痛いからと言って
術後４〜５時間は寝る事はできません。
「術後は目の乾燥が激しいため、寝るとフラップにシワがよる原因になる可能性がある」
らしく、起きていないといけない。
注意事項の紙に書いてありました。
・・・・・。
もー、無理。
痛み止めを点眼っ！！！
一番右の青いケースのやつ。
ポト。
○＊＃×＄＋！＄◇％／＆△□＆◆っ！！（泣）
痛いっ！！！
痛み止め、痛い！！！
あ・・・・。
痛みが治まってきた。
目が開けられるっ。
ふぅ〜〜、助かった。
この痛み止め、一日に２〜３回しか点眼してはいけないらしい。
なんか相当強い薬なのかな・・・。
しかもご丁寧に、入っている量が少量。
ほっといても３回分ぐらいしかない。
２〜３時間で治まるなら・・・いま２時間経過してるから、もーそろそろ治まるはず。
痛み止めが切れた時点で、痛みも消えてるのかな？
しかしレーシック術後当日の行動制限、表によると
食事 制限はありません
アルコール ×
たばこ ×
化粧 ×
入浴・洗顔 ×
テレビ・読書 ×
ＰＣ・メール ×
運転 ×
お仕事 ×
運動 ×
なにが出来るんだ？
ようは、目を疲れさすようなことはするな って事だよあ・・・。
そしたら寝るのが手っ取り早いんだが、寝ちゃだめだし・・・。
なので、水槽を眺めていました。
ああ〜、癒しだわあ♪
「癒し」過ぎて、眠くなってきた。
イカンイカンっ。
ちょっと家中をうろうろする。
また水槽を眺めに戻ってくる。
こんなことを繰り返していました。
うかつな事をやって、視力が戻っちゃったらいやだし
（当日に酒を飲んで、視力を失った会社の人の話しを聞いていたから尚更）。
そして、１時間ごとの点眼タイム到来。
ＤＥＸ
あー、痛い。痛くなってきた。
痛み止めがきれてきたのか？
５分後。
ベガモックス
ああああーーーーっ 痛いっ たまらんっ
痛み止めは完全にきれてるっぽいけど、痛みが治まってないじゃんっ
術後に痛みが出てくる人の、悪いパターンにビンゴしたっぽい。
そっちのタイプに任命されたかーーーーーーー。
個人差があるって言ってたけど、安心させようとしてるだけで
実はみんな痛いんじゃないのか？
そんなことないのか？
また痛み止めを点眼。残機はあと１。
お。
ヤフオクで落札した水槽用の流木が届いた。
セッティング。
そしてまた１時間後、点眼タイム。
痛いっ。
痛み止めを点眼っっっ。
残機０
しかし、まだあとちょっと残ってる。
もー、３回さしたが、夢の４回目がいけそうだ。
いつのまにか１ＵＰを取ってたっぽい。ナイス！ワソンマリオ。
ただ、注意事項に「痛み止めは一日に２〜３回まで」だと？
知ったことかっ。
もうほんとに痛いんすよ・・・・。
そんなかんじで
今日１日は、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーと痛い続きでした・・・。
きつかった・・・・。
でも、目がすっごい良くなってました。
コンタクトレンズ装着時よりも良くなってる。
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