とんがらし

所在地:世田谷区三軒茶屋1-41-12  MAP

最寄り駅:三軒茶屋

営業時間:12:00〜22:00(LO21:30) 日曜定休 ※不定休もあるので要電話確認

TEL:03-3487-1401 初来店日:2008/09/20(オリジナル)個人的評価:★★★★



チキントマトバターとキーマのダブルカレー(\1,200)

◆短評
三軒茶屋駅から玉川通りを池尻の方に進み
モスバーガーのちょっと先にある、横がハンバーグハウスで角のとこ。

もはや名物
と言えるおばちゃんが一人で切り盛りするカレー屋で
雑誌などのメディア露出も多い。


外観。


店内は狭く、カウンターで8席ぐらいしかない。


以前、ここに行こうと三軒茶屋まで来たんですが
しっかりと臨時休業をしていて撃沈。

「電話確認が必要なんだ!」と思い
平日の夜に行こうとしたら、電話におばちゃんは出たものの、やっぱり臨時休業。

おばちゃんの体調次第なんだな〜。
縁がないのかな〜。

と思ってたんですが、今日は開店しておりましたっ☆


アジアンソウルからのハシゴ二軒目です。


「豚バラスペシャルにしよう!」と心に決めて店の中へ。



店内に入り、席につくと おばちゃんが

「いま、豚バラを仕込み中で出せないのよ」

と、先制パンチ。仕込みはあと二時間はかかるらしい。


ぐほうっ。

無念すぎる・・・・。


じゃあ、もう一つの固形肉タイプの「ビーフ」かな〜。

と思い、聞いてみると

ビーフも仕込んでないらしい


うおおおおおおおおおおおおおおおおいっ。



残念すぎる結果じゃないかっ。

やっぱり、縁がない(笑)


仕方ないので、他の三種で悩む(どれも900円)。

・キーマ
・チキントマトバター
・チキンほうれん草

うーん・・・。


初来店だし、キーマメインの店じゃないならキーマは避けたいしなあ・・・。

ほうれん草も、なあ・・・。

しかし、トマト系で酸味があったらイヤだなぁ・・・。



チキントマトバターにしました。


伝えたあと、別の客の接客をし、いちおう僕のメニューも確認してきた。


おばちゃん:「ええと、ほうれん草?


あぶないっ。

トマトっすよーー。





それをおばちゃんに伝えた後、メニューを見てみると
一番下に文字サイズが小さい感じで

「2種類の味を試したい時は、ダブルとお頼みください」

と書かれてあったので、慌ててダブルに変更。


しかしここのメニュー、
なんで全部に「スペシャル」ってついてるんだろう・・・。





お、このお店もアジアンソウルと同じく
寸銅からルーをよそって出すのではなく、
小鍋でひとつひとつのルーを温めて提供するタイプだ。


おばちゃん:「お昼はまだ?」

わそん:「はい」


カレー屋に行ったのに、「お昼はまだ食べてないの?」とは
なかなか面白い質問だ。

食べてたら来ないと思うけど
食べてても来たくなるような店だという自信のあらわれか、はたまたただの天然か。


そしておばちゃんごめんなさい。うそつきました。
いまさっきアジアンソウルで一杯ひっかけてきました



おばちゃん:「(食べてないなら)じゃあ、ライスは大盛りだ」

わそん:「あ、いや・・・小食なので普通で大丈夫っす」


小食じゃないっすけど、2軒目だし、普通サイズで・・・。

初来店の大盛りは、たまにとんでもない量が出てくる事があるし。


おばちゃん:「足りなかったら言ってね。大盛り自由だから」


優しい。



あ、ほんとだ、メニューの右端に「サフランライス大盛り無料」って書いてある。

サフランライスを食べるのも久しぶりだな〜。



そして出てきました。カレーが。


スープカレーと呼んでもおかしくないほど、スープ状。

なにこれ。見るからに美味しそう。



まずは恒例、ルーのみを食してみる。


チキントマトバターから。



あー、なるほど。

これは美味い。


チキントマトバターってメニューなのに、
チキンとトマトとバターはどこにいった?という味わい。


ルーにトマトを混ぜているというよりは、具でトマトが入っているんだ。

こーいうトマトの使い方は大好きです。
バターはコクの演出をしているんでしょう。

それよりも一番味的に主張しているのが、写真でもわかる「海苔」。

これは香ばしい。


そして、甘い。

一口目は「辛いっ。けど甘いっ」だが、
二口目からは「甘い」が強い。


キーマの方も食べて(飲んで)みる。

キーマなのにスープ状とは珍しい。


あー、なるほど。

これも美味い。


なんだろ、肉の旨みと甘みが凝縮されたようなスープ。

そして旨み満載の挽肉が口の中で良い食感をかもし出す。

どうやって作ってるんだ、これ。


そして、このルーもやっぱり甘い。
一口目は「辛い」だが、その後は「甘い・旨い」

うーん、良いっすね〜。


どうやってライスと食べようかなと考えた結果、スープカレーの食べ方にしました。

ライスをルーの皿に浸して食べるやり方。


ライスの食が進むわー。

旨いな〜。



ちょっとだけ気になったのが、「甘い」事。

甘みが強すぎるかなぁ。食べ進めると顕著。



かなーり美味しいカレーで、しかもおばちゃんの人の良さがステキなお店でした。

甘みが気になった店をのぞけば、とても高評価っす(不定期営業なのも残念だけど、仕方ない)。



あとは、豚バラスペシャルを食べて真の個人的評価をしたいかな〜。


個人的には、先に行った「アジアンソウル」よりも好きです。

むこうが80点なら、こっちは83点ぐらい。




しかしこの界隈は、良いカレー屋が多いな〜。